当研究会について。その目指すもの

代表挨拶

近影

 

 当サイトへお越しの皆様へ。

 皆様当サイトへようこそお越しくださいました。ご訪問誠に有難うございます。
皆様のお越しを心より嬉しく存じ申しあげます。本研究会責任者にして当サイト開設者の武田源太郎忠清であります。

 本研究会並びに当サイトでは、通常頻繁に研究される米英仏の兵学の研究を行ってはおりません。その代りに本研究会は世界史に於ける歩みと立ち位置が我が日本と極めて近く、国情が同じ先の大戦の敗戦国でありながらも常に軍事(史)においては、革命的なる軍事上の制度・システムや戦術で全世界の軍隊に影響を与えて来たドイツ兵学を研究しております。そして現代もその軍隊/連邦国防軍(Bundeswehr)は非常にその規模が縮小されたとはいえその巧みな運用でドイツは日本よりも大きな発言力と影響力を行使し続けているが故です。
 
 プロイセン王国軍時代をも含むドイツ兵学;軍事学・戦争学を研究しその我が国への応用の研究を進めて参ります。特にその活動の場が人間が暮らす土地の上であり、それ故如何なる戦争も最終的には土地の支配をめぐる戦い・戦闘が陸軍により決するところからその戦場に於いて常に決戦戦力として用いられてきたドイツ戦車部隊の現況にも着目しこれを研究、また戦車部隊並びにその運用の日本の国情に合った応用とあるべき姿を考えております。
 
 そして日本が世界に誇る武士道の原点となり、その軍学が日本史で最後の武士/武家政権となった徳川幕府が最も優秀な軍法と認め幕府の正式な戦術戦略として戦国の世の数ある軍法から採用された武田軍法にも着目致しております。温故知新とは申しますが 現代に於ける我が国の外交政策やその現場そして軍事・戦争学上の諸課題にて我が国へ国難をもたらしております課題スペクトラムの難題の解決策としてきわめて多くの示唆を示している点に注目し「甲陽軍鑑」「信玄全集末書」等武田軍法を網羅する昭和10年刊の『武田流軍学全書』の研究と実際への応用を啓発いたします。

 常に冷酷で残酷な日本を取り巻く政治軍事上の現実を直視しつつ真に我が国の役に立つ=日本の独立と平和-我々国民の生命と財産、幸福追求権-が徹頭徹尾、傷一つつけられること無く守られるための研究を進めて行きその成果をご覧に入れたく存ずる次第でございます。
 また、1つの民間軍事研究サイトとしてドイツ戦車将校の友の会機関誌公認日本国内包括代理権受任サイトとして、ドイツ戦車部隊/装甲部隊と日本の戦車部隊/機甲化部隊(陸上自衛隊機甲科)との甚だ微力ではありますが、懸け橋となり得る事が叶わば望外の喜びと致すところです。

 では、皆様ささやかな研究サイトではございますがごゆるりと投稿=論文・研究ノート・翻訳文献などをお楽しみください。

当サイトの柱として戦術戦略の研究論文・研究ノート=当サイト開設者自身の見解を、日本の戦史、ドイツの戦史、近現代ドイツ兵学、明治・昭和(石原莞爾中将及び栗林忠道大将)の日本の兵学そして日本古典:武田軍法を脇柱として披瀝。次に研究の中心となる3本の柱は、人間が住むのは海上でも空でも宇宙でも無く、陸地であるという基本の元に陸戦、特に戦車戦術、装甲戦術となります。更にDAS SCHWARZE BARETT誌の記事にて特に優れているものを厳選・翻訳して掲載します。そして第1の柱とは独立した武田軍法の現代への応用研究であります。


責任者/サイト開設者プロフィール

1968年
広島県に生まれる。
1991年
広島県内にて4年制大学卒業。在学中はイデオロギー教育と選挙運動まで学内にて平然とまかり通る体質にただ呆れていた。4回生になって初めて学問が出来たと感じるという学生生活であったと回顧する。
1991年
ドイツ国内のゲーテ・インスティテュートにて私費語学研修
1992年~1996年
ドイツ ゲオルク・アウグスト大学・ゲッティンゲンに旧マギスター課程で留学。第一主専攻社会学、第二主専攻法学。 学問の厳しさ身に染みて猛勉強。同時にドイツ人のみならずイタリア、スペイン、フランスはじめ西欧南欧や中南米、そして東欧の学友たちとも交友関係を楽しむ。一身上の理由に拠り中退

座右の銘

疾きこと風の如く 徐なること林の如く 侵掠すること火の如く 動かざること山の如し           疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山  武田信玄公の軍旗孫子の旗より。